2019年は残り僅か１ヶ月、冬の寒さはまだ訪れず、行楽日和にこの旅が始まりました。

米中貿易戦の終盤はまだ読み取れずにいるが、今後の協力相手として、日本はますます中国国内の企業から注目を浴びています。

今回ご紹介するお客様は陕西斯瑞新材料股份有限公司といいます。

会社は1995年成立した西安ハイテク産業開発区にある大型新材料会社、主にタングステン、モリブデンなど金属合金加工品の研究開発、生産を行なっています。特に銅など電気真空接点材料は中国工信部に個別チャンピオン製品として公表しました。会社は研究、製造、検査設備、真空炉など合成設備、精密加工設備など1000台以上持っています。

粉体粉末冶金、真空溶解、電弧溶解などCuCr、CuWシリーズ接点製品を生産するための生産ラインを設置され、世界のクライアントへ年間700~800万超、異なる成分と規格の接点材料を提供しています。CuCrZr生産ラインと高温ワルター精密加工ラインも設け、医療用CTなど精密設備に使われる合金材料を開発しました。製品は電気、電子デバイス関連、先端医療設備、金型などの領域で幅広く利用されています。

会社は金属複合新材料細分化市場で隠れ王者になると決心しました。そのため、長期的に国内海外の大学、研究院などと連携し、産学研活動に力を入れています。先進銅合金グローバル産業イノベーションセンターとCFAPT国際技術研究開発機構など専門機構を成立しました。現在所有する特許は30件超でした。

世界の軌道交通大効率牽引電機用CuCrZr材料の主要サプライヤーとして、シーメンス電力、ABB, シュナイダーエレクトリック、Toshiba,米GE、中車、中国国家電網など世界500強企業に製品を提供しています。ISO/TS22163国際鉄道業界規格及びIATF16949自動車産業品質認証を取得し、安全生産標準化、環境評価も合格しました。今後、環境保護と安全生産においてより一層邁進し、社会責任を果たせる企業として成長しつつ、業界の模範になると意気込みます。

今回は日本の同業者、そして先輩会社を見学し、さらなるビジネスチャンスを求めに来ました。

こんな素晴らしい企業から本件を引き受け、中日産学として、大変光栄だと感じました。

実は、本件に関して、5ヶ月前から中日産学を指名し、今回の視察を企画しました。沢山の競合会社の中で、なぜわざわざ弊社を指名するかを聞いたら、旅行感覚の企画書をたくさんもらった中、中日産学は唯一弊社の目的を聞く、さらに深く掘り出そうとする会社でした。コンサルティング式の接客が印象的でした。

愛知製鋼株式会社は、日本の特殊鋼メーカーであり、トヨタグループの一員で、グループ唯一の素材メーカーです。

やはり日本の代表というと、トヨタというブランドですね。その精神を受け継いだように、1940年整鋼部が独立して以来、愛知製鋼として自動車用鍛造品以外、材料開発において大きな貢献をしてきました。

福田金属箔粉様とすでに業務提携がありますので、今回の見学を通じて、より深く関係を築きあげました。

12月7日付,斯瑞御一行は見学を終えて無事に関西空港より帰国しました。

帰った早々、福田金属箔粉様をはじめ、今回訪問した各企業と来年の相互訪問や勉強などを約束しましたと連絡がありました。

来年も引き続きよろしくお願い致します！